北海道森町赤井川の宿泊施設「グリーンピア大沼」で開催されていたイベントで起きた11歳の少女が運転するゴーカートが観客席に突っ込んだ事件。ゴーカートに引かれて重体だった2歳の男児「吉田成那(よしだせな)」ちゃんが19日に亡くなったと報じられています。ゴーカートイベントを主催していたのはトヨタの子会社4社です。
大沼ゴーカート吉田成那ちゃん死亡事故の概要
当初はゴーカートと報じられていましたがイベントで使用されていたのはレーシング用のカートと判明しています。そして、ゴーカートイベントで発覚した問題点はこちら。
グリーンピア大沼ゴーカート事件の問題点
- 11歳が40km/hのカートを運転
- カラーコーンのみのコース
- 使用されたのはゴーカートではなくレーシングカート

(画像:イベントで使用されていたカート)


11歳の少女は最後に右折してゴールする所をパニックになっちゃってアクセル踏みっぱなしで40kmくらいで観客側に突っ込んだと推測されます。運転していたカートは200ccも出る本格的なもの。カートとはいえ原付以上のようなマシンに無免許な子どもに運転させて無事で済むと思ってた主催者側に全面的に問題があるのは間違いありません。
トヨタ主催もずさんな安全対策
今回事故が起きたのは北海道森町赤井川にあるホテルグリーンピア大沼の敷地内。グリーンピア大沼は場所を貸していただけで主催は「函館トヨタ、函館トヨペット、トヨタカローラ函館、ネッツトヨタ函館」の4社。


グリーンピア大沼の場所
- 所在地:北海道茅部郡森町赤井川229
イベントが行われていたグリーンピア大沼の会場を上空から見ると両端の幅は100m足らず。 とても40km/hの速度で安全が確保されたコースとは言い難いです。

雨で路面が濡れているように見える上に、コースの仕切りがカラーコーンで、小学生に時速40km/h出るゴーカートで体験させるのも危険でだけど、そもそもコースアウトした突っ込む所に子供たちが居るって事も安全管理が出来ておらず主催者の責任は重いです。
コメントを残す